機能別マニュアル簡易WEB冗長構成設定

Zenlogicホスティング Powered by AWSの「簡易WEB冗長構成」オプションでご提供するスタンバイサーバーに対して、各種設定を行います。

注意事項

  • 「簡易WEB冗長構成」をご利用いただく前に、ご提供仕様や注意事項を必ずご確認ください。
  • 「簡易WEB冗長構成」の初期設定では、各種データの同期やフェイルオーバー対象ドメイン名が設定されていませんので、お客様のご運用にあわせてコントロールパネルより各種設定を行ってください。

ご利用可能なプラン

  • AW-1 ~ AW-4

ご提供仕様

  • コントロールパネルから設定いただいたWEB関連のデータ同期や、フェイルオーバーを実施します。
    メールや一部のデータベースは「簡易WEB冗長構成」の対象外です。
  • ご利用サーバーの「標準ドメイン名」は、各種同期やフェイルオーバーの対象外です。
    スタンバイサーバー専用の「標準ドメイン名」をご用意していますので、スタンバイサーバーへアクセスされる際にご利用ください。スタンバイサーバー専用の標準ドメイン名はサーバー情報からご確認いただけます。
    サーバー情報の確認
  • スタンバイサーバーへのアクセスについて、「WEBアクセスログ」「FTPログ」「データーベースログ」「WAFログ」が保存されます。各ログの詳細は、以下をご確認ください。
    ログの保存
    ※ データベースログに「PostgreSQLログ」は含まれません。
    ※ 「メールログ」「CRONログ」も保存されますが、サーバーシステムに関する内容のみが記録されます。
    ※ マスターサーバー(本番サーバー)のログデータが保存されるわけではございませんのでご注意ください。
  • スタンバイサーバーは「品質保証制度(SLA)」の対象外です。
    また、スタンバイサーバーは弊社にて実施しているシステムバックアップの対象外となります。
    稼働率の確認とSLAのご案内
    バックアップ
  • スタンバイサーバーで障害やメンテナンスが発生した場合も、マスターサーバーと同様の基準でお客様へのご連絡を行います。

設定同期

  • コントロールパネルからご登録いただいた各種設定を、スタンバイサーバーに同期します。
    お客様の任意のタイミングで、設定同期を実施してください。(自動同期ではありません。)
  • 設定同期の対象は、以下の表をご確認ください。
  • 設定同期中は、同期対象の設定をコントロールパネルから操作いただくことはできません。
    非常に多数の情報(ドメイン名やアカウントなど)を登録されている場合は、同期完了までに時間がかかる可能性がございます。

【同期対象の設定】

機能 設定名 内容
ドメイン ドメイン設定 設定ドメイン名(ホスト名)、各種機能利用状況、設定DNSゾーン
FTP FTPアカウント FTPアカウント情報
FTP/SSH設定 FTP/SSH設定状況、SFTP設定(SSHキー)
FTPアクセス制限 FTPアクセス制限情報
WEB(※) WEBドメイン設定 ドキュメントルート、証明書設定
SSLデフォルトページ設定 SSLデフォルトページ設定状況
WEBアクセス制限 WEBアクセス制限情報
WAF WAF設定状況
PHP設定 PHP設定状況
TLSバージョン制限 TLSバージョン制限状況
ファイル共有 簡易ファイル共有 ログインID情報、アクセス制限設定
サーバー情報 ログ管理 各種ログの保存期間

(※)アクセス解析、Cron設定、WEB改ざん検知は設定同期の対象外です。

WEBデータ同期

  • WEBデータ同期を「on(有効)」にすると、スタンバイサーバーに同期します。その後は、1時間に1回、対象のWEBデータをスタンバイサーバーに同期します。
  • スタンバイサーバー利用時は、WEBデータ同期の設定変更はできません。
  • WEBデータ同期の対象は、以下の表をご確認ください。

【同期対象のWEBデータ】

領域 内容
/virtual/cgi-data プログラム用データなど
/virtual/htdocs ホームページデータ
/virtual/userdata データベースやデータベースのバックアップファイルなど
その他 簡易ファイル共有でサーバーに保存されたデータ

(※)ログデータ(/virtual/logs)はWEBデータ同期の対象外です。

データベース同期

  • データベース同期を「on(有効)」にすると、1日に1回、対象データベースをスタンバイサーバーに同期します。
  • 同期作業は深夜帯に実施します。
  • データ齟齬を防ぐため同期作業中は対象データベースに対してテーブルロックを行いますので、データベースの更新に時間がかかる場合がございます。
    例)データベース容量が2GBの場合:30秒程度
  • データベース同期の対象は、以下の表をご確認ください。
  • データベース同期が「on(有効)」の場合、上記対象データベースの設定変更ができません。
    コントロールパネルからデータベースの設定変更を行う際に、一時的にデータベース同期を「off(無効)」に変更してください。
  • データベース同期を「on(有効)」に変更したタイミングで、スタンバイサーバーのデータベースを初期化します。
  • スタンバイサーバー利用時は、データベース同期の設定変更はできません。

【同期対象のデータベース】

データベース名 バージョン
MySQL 5.1 / 5.6 / 5.7
MariaDB 10.3

(※)PostgreSQL(8.4 / 9.0 / 9.6)、および MySQL 5.0はデータベース同期の対象外です。

フェイルオーバー設定

  • フェイルオーバー設定を「on(有効)」にすると、WEBサイトで障害発生やメンテナンス実施でWEBサイトへのアクセスができなくなった際に自動的にスタンバイサーバーへの切換えを行います。
  • フェイルオーバー設定は、Zenlogicホスティング提供のネームサーバー(DNS)に、ご利用サーバーのIPアドレスが【Aレコード】として登録されているドメイン名(ホスト名)が対象です。

例)

www.sample.jp A ZenlogicホスティングのIPアドレス フェイルオーバー対象
sub.example.com A 外部サーバーのIPアドレス フェイルオーバー非対象
  • フェイルオーバー設定を「on(有効)」にしているドメイン名(ホスト名)は、ドメイン設定でDNSレコードの設定変更ができません。
    コントロールパネルからDNSレコードの設定変更を行う際に、一時的にフェイルオーバー設定を「off(無効)」に変更してください。
    DNSレコードの設定

注意事項

  • サーバーのディスク容量に十分な空きがない場合、スタンバイサーバーへのデータ同期に失敗する可能性があります。
  • フェイルオーバー設定を「on(有効)」にしているドメイン名(ホスト名)のWEBアクセスで異常を検知した場合は、自動的にスタンバイサーバーへフェイルオーバー(切換え)を行い、マスターサーバーが復旧した際は自動的にフェイルバック(切戻し)を行います。
    フェイルオーバーやフェイルバックのタイミングをお客様で指定いただくことはできません。
  • スタンバイサーバーへフェイルオーバーした後、フェイルオーバー設定を「off(無効)」にすると、自動的にマスターサーバーへフェイルバックします。マスターサーバーが復旧していない場合でもフェイルバックしますので、スタンバイサーバーの利用中にフェイルオーバー設定を「off(無効)」にしないようご注意ください。
  • WEBデータ同期を「on(有効)」にしている状態で、スタンバイサーバーからマスターサーバーへフェイルバックすると、自動的にマスターサーバーのWEBデータをスタンバイサーバーに同期するため、スタンバイサーバー上で更新されたWEBデータは消去されます。
    Zenlogicホスティング上でECサイトの運用やグループウェアをご利用されている場合は、上記仕様をご認識のうえ、簡易WEB冗長構成をお申込みください。
簡易冗長構成の注意事項
  • スタンバイサーバーにはメール機能がございませんので、フェイルオーバー後、スタンバイサーバー上でメールの送受信はできません。
    例)WEBサイトのメールフォームなどからSendmailコマンドを利用したメール送信はできません。

    なお、対象ドメイン名のMXレコードに【マスターサーバーの標準ドメイン名】を設定している場合は、マスターサーバーのメールサーバーが稼働している限り、フェイルオーバー後も引き続き、マスタサーバーを利用したメール利用が可能です。

【MXレコードに標準ドメイン名が設定されている場合】

簡易冗長構成の注意事項

簡易WEB冗長構成の設定方法

1カスタマーポータルにアクセス

Zenlogicカスタマーポータルにログインし、「コントロールパネル」メニューから対象のサービスを選択します。

カスタマーポータル ログイン

カスタマーポータルにアクセス
2メニューを選択

「サーバー情報」→「簡易WEB冗長構成設定」メニューをクリックします。

※「簡易WEB冗長構成」オプションをお申込みいただいた場合のみ表示されます。

メニューを選択
3スタンバイサーバーの設定

各種データの同期設定と、フェイルオーバー設定を行います。

同期設定

設定同期の「実行」ボタンをクリック、または各種データ同期のスイッチを切り替えます。

確認条件を設定 & ログの確認
設定同期 コントロールパネルの各種設定をスタンバイサーバーに同期します。お客様の任意のタイミングで設定同期を実施してください。(自動同期ではありません。)
WEBデータ同期

「on(有効)」にすると、対象のWEBデータをスタンバイサーバーに同期します。その後は、1時間に1回、スタンバイサーバーに同期します。

※ 対象データは、ご提供仕様をご確認ください。

データベース同期

「on(有効)」にすると、対象のデータベースを1日に1回、スタンバイサーバーに同期します。

※ 対象データは、ご提供仕様をご確認ください。

確認メッセージが表示されますので、問題なければ「変更」ボタンをクリックします。

例)WEBデータ同期の場合

確認条件を設定 & ログの確認

同期設定の受付が正常に行われると、その旨メッセージが表示されます。

※ 処理の結果は、操作ログよりご確認ください。
操作ログの確認

※ 非常に多数の情報(ドメイン名やアカウントなど)を登録されている場合は、同期完了までに時間がかかる可能性がございます。

フェイルオーバー設定

フェイルオーバー設定を変更するドメイン名(ホスト名)のスイッチを切り替え、「変更」ボタンをクリックします。

確認条件を設定 & ログの確認

確認メッセージが表示されますので、問題なければ「変更」ボタンをクリックします。

確認条件を設定 & ログの確認

設定が正常に行われると、完了メッセージが表示されます。

確認条件を設定 & ログの確認